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リタイアおやじ

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(195)大地震が起こった、大津波が来た!!

東北地方、三陸海岸沖10kmの深さを震源地とする
マグニチュ-ド8,8(後日9,0に修正)の巨大地震が発生した。
そして、宮城県沖、福島県沖、茨城県沖等の距離にして、
長さ500km、幅200kmの広域にわたる岩盤が動いたと考えられている。

 今回の地震は、太平洋プレ-トが陸のプレ-トの下に沈み込み、
たまったひずみが陸のプレ-トを跳ね上げ起こった「逆断層型」とよばれるもので、
海底が大規模に盛り上がり、海水を高く上昇させた、
そして、これが大津波となり10mを超す想像以上の猛烈な海水の急襲となってしまった。

 TVニュ-スや新聞報道で、こっ刻と告げられてくる恐ろしいニュ-スを見て
自然の猛威を知るとともに多数の犠牲者の発生に心が痛む。

 大阪に住む小生にとっては「阪神淡路大震災」の記憶がよみがえる。
今回は、それを上回る膨大なエネルギ-の地震だった。
そして津波、火災、加えて海岸近くに建設されている「原発施設」の放射線汚染がある。
まさに四大災害と言える。
直下型の「阪神大震災」では地震と火災で6400人を超える人達がなくなった。
今回は、大津波が加わり、放射線漏れも発生している。
どれ程の犠牲者が出るのか空恐ろしい感じがする。

 今回初めて、実際に「津波の恐ろしさ」を目にした、
気仙沼の中心地、名取川を逆流してくる真黒な波、
釜石港の防波堤を越えて町に襲ってくる海水と怒涛、そして個人住宅、
大きな屋敷、商業ビルなど”あっと”言う間に水と共に流されていってしまう。
建築の基礎とか強度とか関係ないかのごとく、模型の家の様に簡単に破壊していく。
”水の破壊力”のすさまじさを見た。
三階建のビルの上に自動車が転覆して乗っかっている。もう地獄絵だ。

 火は焼き尽くして何も残さないが、津波はもっとひどい、
それこそ何物も跡形なく破壊していく。
それも短時間のうちに・・・波が引いた後、残骸、ガラクタとなった木片、
自動車、転覆した船、そして亡くなった尊い命、もうこの世の地獄である。

 日本列島は四面海に囲まれている。
そして、今回の様に北海道から沖縄まで全国規模の大災害である。
いかにも日本は小さい。対して、自然の力の大きさを、まざまざと感じてしまう。
特に「津波の恐ろしさ」を痛感した。
もっと、この津波に対する防災意識を全国民に徹底しなければならないと思った。
関係者は、「想定外」とか「過去に例がない」とか「非常識な」とかの言葉でかたずける。
必ず、何十年か何百年かにわたって繰り返し大地震と大津波は起こる。

  1707年、宝永地震 M8,6 
  1854年 安政東海地震 M8,4 その一日半後 安政南海地震 M8,4
  1896年 明治三陸大津波 22000人の死者、
  1944年 東南海地震 M7,9
  1946年 南海地震  M8,0

以上のような大地震が繰り返し起こっている。これに対応する指導を行っておくことこそ
関係官庁、研究者の責務ではないのかと思うのである。

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 「想定外」とはいえ、手をこまねいていたわけではない。
過去の経験を活かそうと努力した地区もあった。
今回、大被害を受けた宮古の「田老地区」考え得る以上の10mの防潮堤を造った。
これで大丈夫、外国の研究者も”大丈夫”と言っていた。
しかし、それを超える「大津波」が襲ってきた。
”参った!、またやられた!”という老人の声が印象に残った。

 貞観869年、今回と同じ規模の地震があったことが記録にあるらしい。
約1000年ぶりの大地震だったと。
人間の叡智を超えた自然の威力というしかない。

 地震発生から三日が経過した、
そして、自衛隊10万人規模の支援隊が出動する。
外国からも多くの手が差し伸べられている。
しかし、依然として水、食料、毛布など最低限必要とするものも届いていない。
避難している人も40万人になると報じている。一刻も早い援助が待たれる。

 仙台空港の壊滅、鉄道線路の損壊、道路に積みあがった”がれき”の山で通れない道、
輸送手段はヘリコプタ-だけという限られた状況、
そして、何よりも人命が優先される、支援に携わる人たちの懸命の努力が続いている。
映像に映し出される人達、誰一人として不満の声はない。”凄いことだ”。
降りかかった不幸に立ち向かう東北の人々の忍耐強さに感動した。
強い日本人の心を見た!!必ず立ち直ると確信した。

 「災害は忘れたころにやってくる」と格言にもある。
忘れないうちに物理的、精神的(意識づけ)な対策を徹底したいものである。

 東海地震、東南海地震の近いことが叫ばれている。
もし起これば、今回を上回る犠牲が発生する可能性がある。
名古屋、和歌山、大阪など人口の密集地も多い、十分に意識しておきたいと自問している。

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