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リタイアおやじ

Author:リタイアおやじ
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(192)エジプト・ムバラク政権の崩壊

30年の長きにわたり、独裁強権体制を敷いてきたムバラク大統領、ついに辞任し、その時代は終わった。「職にとどまり、責任を果たす、自分が今退陣すれば、エジプトは混乱する。次の大統領選には出ない、私は、エジプトの地で死ぬ」など、あくまでその地位にこだわっていた。しかし、8,400万人の国民の30年間の独裁に対する声の高まり、反抗の波は収まらず、”デモ”は続いた。

 アメリカ・オバマ大統領の声、自ら任命したスレイマン副大統領の声も聴こうとせず、民衆の聞こえないはずもない声も耳に届かない。固い自らの築いた高い擁壁に囲まれた牙城の中にいては「切なる国民の声」も聞こえないだろう。いや、聞こうとしないほど傲慢になっていたのではないだろうか。

 30年前、目の前でサダト大統領が暗殺された、そしてその政権を引き継いだムバラク、アメリカの支援を得て、イスラエルとの和平交渉を成し遂げ、安定したエジプトを作り上げてきた。慎重に・・慎重に・・しかし、イスラム過激派には徹底して弾圧を加えることで堅実に体制を強化してきた。

 しかし、安定したと見えた治世の裏には、国民の人権と自由への願い、貧困格差、の現実は独裁者の目には見えないものになっていた。国民の団結した”武力なき力”は、決してそれを許すことのないところまで来ていた。そして、最も信頼していた「軍」によって、その権力の座から引きずり降ろされたのだった。

 チュニジアに端を発した、今回の”民衆運動、政府への反抗”は、エジプト、ヨルダン、イエメン、サウジアラビヤなどへ広がっていくのだろうか? 現在の為政者たちの胸中はいかばかりか、ツイッタ-やフェイスブックのような新しい情報手段、通信システムは、永年の確固たる政治体制をも切り崩そうとしているのだろうか。

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(191)米景気回復「強まった」!!

これは2月5日、読売新聞での見出し記事である。
アメリカ、FRB(連邦準備制度理事会)バ-ナンキ議長の3日,
講演での発言で「家計消費や企業投資が増えている、
2011年の景気回復が加速しそうだ」とのべたと、報じていた。

 その根拠は、
〇1月の米大手32社の既存店売上高は、前年同月比4,8%増
〇1月の米新車販売台数は同17,3%増と1年5か月ぶりの高水準
〇消費の回復を受け、米企業の設備投資も活発化
 さらに、「成長率が2,5%増で失業率も安定し、
さらに成長率も上振れして失業率は低下すると期待している」と。

 しかし、不安材料もある。まず失業率が本当に回復するのか? 
景気回復のカギを握るといわれる住宅市場の回復は?
住宅価格は低下している現状にある。

 思い返してみると、
リ-マンショックや自動車ビッグスリ-の低迷、
アメリカ景気の悪化は、サブプライムロ-ンに始まる
「住宅市場」の破綻にあったことを。

 今、金融緩和策を続けているFRB,景気の回復を強く願っている、
その気持ちが、3日の発言となって、市場を鼓舞し、
真に米景気の回復につながらんことを希望しているのだろうか。

 アメリカの景気が特に大きく影響する東証株価も、
やっと10、500円台に戻ってきた、
何となく従来の様子と違う感じがする、
12,000円、 15,000円と本
格回復してもらいたいと切に願うものである。

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